コンクリートのひび割れの原因と補修方法について
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2021/12/15
コラム
コンクリートは、劣化や衝撃によってひび割れることがあります。
ひび割れを放置すると建物や道路などの強度が著しく下がるので、早めに補修する必要があります。
そこで今回は、コンクリートのひび割れの原因と補修方法について解説していきます。
▼コンクリートのひび割れの原因
コンクリートのひび割れが起こる原因として、乾燥収縮によるものが最も多いとされています。
コンクリートは硬化する過程で水分が蒸発しますが、そのときに収縮が起こるとひび割れを起こしてしまいます。
また、中性化もひび割れの原因になります。
コンクリートの内部はアルカリ性なので鉄筋が錆びることはありませんが、劣化によって炭酸ガスがコンクリートに侵入して
二酸化カルシウムと反応することで中性になります。
コンクリートの内部まで中性化が進むと鉄筋が錆びて膨張し、そこからひび割れが起こるのです。
▼コンクリートのひび割れを補修する方法
コンクリートのひび割れを補修する方法は、主に3つです。
1つ目はひび割れ被覆工法です。
これは小さなひび割れに対して用いられる方法で、表面処理だけなので費用が安価で作業日数も短くなります。
2つ目はエポキシ樹脂注入工法です。
幅0.2~1?のひび割れに対して用いられる方法で、耐久性や防水性を高めることができます。
3つ目はUカットシーリング充填工法です。
幅1?以上のひび割れに対して用いられる方法で、鉄筋が錆びている場合は錆を落としてからエポキシ樹脂などを充填していきます。
▼まとめ
コンクリートは劣化によってひび割れを起こしやすいので、定期的に補修が必要です。
アスファルトやコンクリートのことでお困りの際は、ぜひ弊社にご相談ください。